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肌に合わないときは、ご使用をおやめください。


by furareshijin

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選択と削除

レスポンスの速さが重要なのはパソコンや携帯電話だけでなく、人間関係においても同じことらしく、それがとても疲れる。とても、とても疲れる。何かを聞かれ、少し考えに入ると、何故返事をしないのだ、黙っていては何もわからないと、早急な返答を求められる。この速さにぼくはついていけない。イエスかノー、はっきりさせろと急かされる。そんなもん知るか、投げ出したくなる衝動を目をつぶってなだめすかし、すみません、そう答えるぼくに、すみませんじゃ分からないという言葉が降りかかる。ぼくだって分かっていないのだ。仕事はスピードだという。その通りだと思うし、それができている人は確かにいるのだ。ぼくがそうなるためには、捨てなければいけないものがある。たったひとつの小さな小さな自尊心。それは寄る辺となる安住の地。
# by furareshijin | 2012-02-05 22:11 | 就職

素人という分

自分のことは書かない。他人のそれを見るとひどくうんざりするから、自分はそうなりたくないという理由で。だからといって、自分を隠すことはできないだろうと思う。全くの空想を書こうとしても、そこには何かしらにおいといったものが必ずあって、それは他でもない自身の存在の証左だから。
# by furareshijin | 2011-05-08 21:48 | 就職

余暇

ぼくが運転する車の前を1台のカローラが走っていた。できるだけ目立たない車をください。誰の小説だったろう。主人公が中古車を購入するシーンを突然思い出した。販売店の男は、それならもってこいの車があると紹介したのは、マツダのファミリアだった。だからどうしたというわけではない。思い出しただけなのだ。
# by furareshijin | 2011-03-06 17:31 | 就職

なにもないそばから

何を考えているのか分からないと言われたとき、何も考えていないとは言えない。どう答えようかと思案するその沈黙を、何か言わないと分からないからと、さらに畳み掛けられ、すみませんと間をとれば、それじゃ分からないと罵られる。
# by furareshijin | 2010-11-21 11:56 | 就職

空を見ない日に

数年前に流行った小説を読んでいる。古本屋で100円で購入した文庫本。もともと上下巻の単行本は文庫化される際5冊になった。2巻の間に紙切れが挟まっていた。それは飛行機の搭乗券で、片仮名ではあるが氏名が明記されている。どこで買ったかは分からないが、機内に持ち込んだのだろう。行き先は福岡。北海道から乗ったとして、3時間。持ち主は昨年の7月21日、この文庫本を持って機内に乗り込んだ。だからどうした、どうもしない、ただそれだけのこと。
# by furareshijin | 2010-10-31 15:48 | 就職

湿ったシャツを羽織っていつも

火がつくときは簡単で、消えるときも簡単で。
# by furareshijin | 2010-10-16 17:02 | 就職

ぼくが私と向き合うとき

大事なことはたくさんある。ひとつだけ守れたらあとはどうでもいいと思うこともあれば、どれが欠けても嫌だと思うこともある。人と人とが生きる世界で、ぼくらは選択を迫られる。多くの場合、自分の意思とは無関係に。受け入れられないとつっぱねることだってできるが、それは退場を意味する。ある人は思うだろう。別の場所に行けばいいと。道はいくらでもあるからと。そうなのか。ぼくは薄弱な目で足元を見る。世界はひとつだ。ぼくが動かせるのはこの華奢な身体ひとつに過ぎない。世界はひとつだ。逃げも隠れもできないという認識は、閉塞感だけを生み出すわけではない。停滞も飛躍もすべてひとつの世界にある。
# by furareshijin | 2010-10-02 22:26 | 就職

戻れない絶望と戻らない安心と

あくまで人を疑わず、あくまで人を信用せず、すっかり馴染んだ肌着のような性質を、いまさら変えることもできず、上から新しくまとうように、とってつけた笑顔で踏み出す、小さな世界。
# by furareshijin | 2010-09-12 19:35 | 就職

半世紀前に現れて今日消えたひとつの命題

誰にも認められなくてもいいと、強い決心のつもりが、あっさり崩れてしまうのを、あと何万回繰り返すのだろう。弱い自分を認めて生きていくしかないって、そういうことだろうきっと。結局本当の孤独には耐えられない儚い命なのだ。どれほど強情でも、優しい言葉に目頭が熱くなるのを、ぼくは認めないわけにはいかない。
# by furareshijin | 2010-08-07 17:36 | 就職

大きな間違い

何をすればいいのかわからないのではなく、何もしたくないだけなのだ。それを悟られないように必死にする努力を他に向けたら、れば。
# by furareshijin | 2010-03-27 18:43 | 就職
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